ドイツにおける移民受け入れの歴史①(導入編) 〜ドナーケバブとトルコ系移民〜2

blog

ドイツにおける移民受け入れの歴史①(導入編) 〜ドナーケバブとトルコ系移民〜2

2026/01/20(火)
 ドナーケバブという料理の巨大なお肉の塊の展示です。ドナーケバブのお店には、この展示のようなお肉の塊がくるくる回っています。ナイフでお肉を削ぎ落として、たくさんの野菜と一緒にパンの中に挟みます。「ドナー」はトルコ語の「回る」という意味の言葉からきているそうです。

 この展示は、ヨーロッパ文化博物館の、移住を通した文化の多様化というテーマの区間にありました。展示の説明をよく読んでみると、ドナーケバブ産業は、もともとドイツに短期的な労働力として受け入れられていたゲストワーカー(ガストアルバイター)のトルコ系移民の人たちによって発展してきたと書いてありました。また、ドイツにはなんと1万5千ものドナーケバブのお店があり、1年に7億以上のドナーケバブを売っているというのです。確かに、ベルリンで暮らしていて、ドナーケバブのお店を通り過ぎずにベルリンを歩くことはできないと感じます。このように、初めは「典型的なトルコの食べ物」とされていたものがドイツの日常になっています。
 



 次回は、このゲストワーカー(ガストアルバイター)について、実際にどのようにドイツに受け入れられていたのか、そしてそれが今日にどうつながっているのかについてご紹介したいと思います。
HOME サイトマップ 問合せ